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2026/06/29
【連続コラム:M男論-第五回-】“ダメな男でいたい”という甘い退廃――ちゃんとした男を休みたいM男の心理
M男は、褒められて戻るだけではない。前回は、責められ、耐え、崩されたあとに、「よくできたね」と拾い上げられる快感について書いた。たしかに、それは甘い。責められた自分を見届けてもらう。耐えた自分を認めてもらう。壊された自分を、もう一度回収してもらう。でも、M男の中には、もう少し暗くて、もう少し甘い欲望がある。戻りたくない。褒められて救われても、すぐにちゃんとした男…続きを読む -
2026/06/28
【連続コラム:M男論-第四回-】M男は“褒められたい男”でもある――責められたあとに「よくできたね」と言われたい心理
M男というと、責められたい男だと思われがちだ。叱られたい。罵倒されたい。下に置かれたい。プライドを壊されたい。たしかに、それは間違っていない。けれど、M男は壊されたいだけの男ではない。責められ、耐え、下に落とされたあとに、ふと欲しくなる言葉がある。「よくできたね」「偉かったね」「ちゃんと耐えたね」その一言で、崩れていた心が、甘くほどける。M男は、責められたい男である。でも同時に、褒められたい男でもある。 -
2026/06/27
【連続コラム:M男論-第三回-】“罵倒されたい”男の心の中|プライドを壊されたいM男の心理
叱られたい男は、まだどこかで「正されること」を求めている。甘えを見抜かれたい。ズルさを責められたい。逃げ道を塞がれたい。悪いところを指摘されて、反省させられたい。そこにはまだ、どこかに救いがある。叱責は、男を正す言葉だ。「そこが悪い」「ちゃんとしなさい」「逃げるな」と、崩れかけた自分をあるべき場所へ戻そうとする力がある。けれど、罵倒されたい男は、もう少し危うい…続きを読む -
2026/06/26
【連続コラム:M男論-第二回-】“叱られたい男”は本当に反省したいのか?見抜かれたいM男の心理
叱られるのは、普通は嫌なことだ。大人になればなるほど、誰かに本気で叱られる機会は減っていく。学生の頃なら、先生に怒られた。親に注意された。先輩に詰められた。でも社会に出ると、叱られる前に空気を読むようになる。怒られないように先回りする。失敗しないように整える。責められないように言い訳を用意する。大人の男は、叱られないための技術ばかり上手くなる。それなのに、心の…続きを読む -
2026/06/25
【連続コラム:M男論-第一回-】M願望は責任逃れなのか?“下になりたい男”の心にある、委ねる快楽
仕事では、判断を求められる。人間関係では、空気を読まされる。金のこと、将来のこと、立場のこと、プライドのこと。男は意外と、毎日どこかで「ちゃんとしている自分」を演じている。弱音を吐かず、余裕があるふりをして、できる男の顔をして、何でもないように振る舞う。本当は疲れていても、「大丈夫」と言う。本当は誰かに決めてほしくても、「俺がやる」と言う。本当は甘えたい日があ…続きを読む






